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  • シーラカンスの日

    「シーラカンスの日」についてご紹介します。毎年12月20日は「シーラカンスの日」として、シーラカンスという不思議な魚を知るきっかけの日として位置付けられています。シーラカンスはその歴史と進化の過程から、まるでタイムカプセルのような存在。

    シーラカンスってどんな魚?

    特徴的なのは、背鰭の形やひれの構造、そしてその独特の姿勢。シーラカンスは、他の魚には見られないような「二対のひれ」を持ち、泳ぐ様子がまるで陸上の四肢動物のようだと言われています。その姿がまるで、進化の過程で陸上に上がろうとしているようにも見えることから、進化の神秘を感じさせる存在です。

    シーラカンスは、約4億年前のデボン紀に登場したとされる、非常に古い歴史を持つ魚です。進化の過程で一度絶滅したと考えられていましたが、1938年に南アフリカ沖で発見され、「生きた化石」として注目を浴びました。その後もインド洋や南太平洋の一部の海域で、わずかに生息していることが確認されています。